任意整理の流れ2

ここまで借金整理の手段の一つ、任意整理の流れについて紹介しています。ここではとある弁護士事務所で紹介されている任意整理の方法を例にとって紹介しています。というのも任意整理は弁護士或いは司法書士といった資格を持つ専門家が債務者の代理人となり、債務者に代わって債権者と交渉することになっているからです。
B任意整理依頼人は、弁護士事務所が発行した債権者届出書を作成します。?この債権者届出書には債務に関する情報を詳細に記入することになっています。これらの情報は当然ながら専門家が債務者の代理人となる上で、当然知っておかなければならない基本的な情報だと言えます。ここでいう借金に関する情報とは各債権者の名前(例えば消費者金融業者の社名等)、住所、連絡先、債務の額、いつ頃から返済しているか、そして最後に返済したのはいつか、等といった情報が含まれます。ここで例としてあげた弁護士事務所の場合、債務者即ち任意整理依頼人はこれらの情報を漏れなく詳細に届出書に記載した後で、FAXで弁護士事務所に送ることになっています。
ここで債権者届出書が弁護士事務所に届いたあとで、代理人となった弁護士或いは司法書士は何をするかというと、代理人は各債権者に対して依頼人から任意整理、即ち債務整理の手続きを受任した旨を通知し、そして借金の残額及びお金の貸し借りの契約内容を知らせるよう依頼の通知を送ります。?任意整理依頼人の立場に立てば、任意整理の手続きはこれで終わりです。あとは代理人となった専門家が債権者との交渉を進めていきます。その後は代理人からの債権者との交渉完了の報告と新たな契約内容に関する説明を聞き、以降この契約によって借金の返済を進めていけばよいのです。?ちなみに借金に関するトラブルの一つに、債権者が債務者に対して過酷な取立てをするといったことがあります。その中には執拗かつ悪質なものもあり、債務者を苦しめ、その生活に影を落とすことになっています。ですが任意整理を代理人に依頼した場合、上記のような悪質な取立て行為にせよ、或いは個人の携帯や会社等にかかってくる各債権者からの借金取り立てが目的の電話にせよ、それらの行為はいずれもできないことになっています。先に紹介した、代理人から債権者への任意整理受領の通知が債権者に届いてからは、こうした取立て行為が法的に禁止されるのです。当然ながらこれに違反する行為があったら、法的に罰せられることになります。もし皆さんが実際に執拗で過酷な取立て行為に悩んでいるとしたら、こうした取立て行為がなくなるだけでも大きな福音といえるでしょう。逆に言えばこうしたことが司法書士、弁護士等の専門家に任意整理を依頼する大きなメリットの一つと言えるでしょう。

最終更新日:2016/11/15